HSPって仕事どうしてるの?
HSPに向いている仕事・向いていない仕事って、実際どうなの?
HSPでも、長く続けられる仕事ってあるの?
繊細で気を使いすぎてしまうHSP気質の方は、
「仕事がなかなか続かない」
「人間関係に疲れる」
と悩んでいる人も多いようです。
私自身も、HSP診断では非HSS型HSP。
過去には合わない仕事を選んでしまい、3回もクビになった経験があります(笑)
そんな私でも、「CADオペレーター」という仕事はなぜか20年以上続けられています。
この記事では、
- ネットでよく見る「HSPに向いている仕事」って本当?検証してみた
- HSPの私がCADオペを20年以上続けられた理由とは
- HSPが「壊れずに働く」ために必要な考え方・注意点
について、リアルな経験ベースでお伝えします。
HSP気質で仕事に悩んでいる方、転職や適職探しにモヤモヤしている方に、少しでもヒントになればうれしいです。
HSPが仕事でつらくなるのはなぜ?
HSPは人の気持ちに敏感で、環境や声、光などあらゆる刺激を受けやすい気質と言われています。それゆえに仕事場においては、次のような状況に大きなストレスを感じるようです。
- 人間関係:暴言や陰口に怯える、雑談、一人の時間がない
- 騒音:オフィスのタイピング音、電話のベル、走る足音
- 残業:予定外の作業や予期不能な変更
- ノルマ:ごり押しや売り込み
- 周りの人の視線:監視されると集中できない
これらの要因が重なった結果、耐えられずに辞めてしまう方も多いようです。
HSP診断したら非HSS型HSPだった
私がネットのHSP診断をやってみた結果、刺激を求めないタイプの「非HSS型HSP」だと分かりました。

(参考:HSP診断テスト(無料)|HSS型?HSE?あなたの繊細さをチェック | Hitostat)
一人でいるのが楽で、他人と会うと気を使いすぎて家に着くとヘトヘトになります。
何をするにも慎重気味で、リスクは可能な限り回避。

スリル?不要です。ジェットコースターには乗れません。飲み会?行きません。
そんな自分の特性を受け入れることができたのは、40歳を越えてからでした。
それまでは、無理に他人に合わせようとして疲弊していました。
でも、私はこの気質を病気だとは思っていません。治すつもりもないです。
騒音を出す人の方が異常者、 私が繊細なんじゃなくて、周りが鈍感なだけだと思っています(笑)
そんな自分の特性を受け入れた結果、私は気付きました。
「マイペースな環境で、黙々とできる仕事」が合っている。
苦手なことは無理にする必要はない。
それが私にとっての「壊れずに続けられる仕事=CADオペレーター」でした。
ネットで言われる「HSPに向いている仕事」をHSPが検証してみた
そもそも一般的に「HSPはどんな仕事が向いている」と言われているのでしょうか?
試しに、AIに「HSPに向いている仕事」を聞いてみたら、以下のような結果になりました。

HSPに向いている仕事は、その特有の「感受性の高さ」「繊細さ」「共感力」「集中力」などの強みを活かせる職種が多いことが特徴とのことです。
これらの職業がHSPにとって本当に向いている仕事なのか?
また、向いていたとして現実的に就業可能なのか、生活していけるのか?
社会人経験26年のHSPが検証してみました。
ITエンジニア
HSPに向いている理由は
「一人で黙々を作業でき、創造性や細やかさが活かせる」
とのことです。
ITエンジニアは確かに1日中パソコンをカタカタしているイメージがありますね。
しかし「一人で黙々と作業できる」に釣られてエンジニアを選ぶ前に確認するべきことがあります。
まず、プログラミングは向いている人いない人がはっきりしています。
そのため、事前に適性検査をしないと後で後悔する羽目になってしまいます。
また、技術に強い興味や情熱がないと苦痛になる可能性もあります。
フルリモートの働き方に憧れても、最近は出社回帰が進んでいる会社が多いようです。
それだけではなく、ITエンジニアは職場にもよりますが残業も多いようです。

椅子で寝てる画像、よく見ませんか?(笑)
ITでも運用・保守なら大丈夫なのでは、と思いたいのですが、
深夜対応NGなら、運用・保守は選ばない方がいいと思います。
HSPは、生活リズムの乱れが心身の不調に直結しやすいです。
トラブル対応に追われて疲弊する可能性もあります。
図書館司書
図書館って、いつも静かで落ち着きますよねー。

私も図書館、大好きです!
こんな静かな場所で働けたら最高ですよね!
しかし、図書館司書は雇用形態によって年収が大きく変わります。
正規職員(公立図書館・地方公務員の場合)であれば、平均年収は約550万〜650万円、安定した雇用と福利厚生がありますが、正規職員の採用試験を通過する必要があります。
しかし雇用が安定している分、人材流動性は低いため、その席が空くことはないと思っておいた方がよさそうです。
非正規職員(契約・パート・会計年度任用職員)だと、年収は160万〜300万円前後まで下がってしまいます。
求人自体も少なく、民間企業への転職もしにくくなります。
また、図書館を利用する市民の相手もしなければなりません。

図書館って、たまにマナーが悪い人、いませんか?(笑)
- ソファに寝転がる人
- 飲食をしている人
- 借りた本を返さない人、汚す人
- 窓口で怒鳴る人
- 座席を占拠する人
これらの人に注意ができる人は大丈夫だと思います。
私はやりたくありません(笑)
カウンセラー
HSPは「共感力」があるのでカウンセラーに向いているとよく言われます。
しかし、その「共感力」が身を滅ぼす可能性もあります。
カウンセリングでは、クライアントの悩みを聞くことになりますが、
悩み相談のため、話の内容は重いものになりがちです。
そこで相手の感情をもろに受けてしまい、感情移入してしまう場合もあります。
クライアントとの適切な境界線がとれないと、相手の人生を背負いすぎてしまい、結果的に共倒れしてしまう場合も多いようです。

優しいだけで務まる仕事ではありません。
ライター
私は副業でWebライターを1年継続したことがありますが、現在は休止しています。
副業の経験しかないため、本業での体験は語ることはできません。
ですが、本業であっても、
まず、文章は自分の好きなように書けるわけではありません。
クライアントの意図を汲み取れるような、収益性の高い記事を生産する必要があります。
取材も発生するため、クライアントとの頻繁なやり取りも発生し、顔出し面談やミーティングも多い印象です。
また、フリーランスライターとしてやっていくには、営業が必要になります。

クラウドソーシングは低単価でいつか疲弊します。
高単価の仕事を得るには、人間関係が大事になります。
仕事は勝手に降ってきません。
そのため、フリーランスでやっていけるのは一握りです。
研究職
研究・分析系はHSPの細かい観察力や集中力が活かせる職種です。
ですが、研究職に就くには以下の2つのハードルを超える必要があります。
- 求人の絶対数が少ない
- 「修士号(大学院修了)」や「博士号」の学歴が必要
まず、研究職は求人の絶対数が少なく、「競争が激しい」「選択肢が限られる」職種のため、一般的な事務職や営業職等と比べると、公開される求人数ははるかに少ない傾向です。
また、多くの公的研究機関や大学の研究職では「修士号(大学院修了)」や「博士号」が求められることがほとんどです。
「より高度な研究」「独立したポスト」を希望する場合は、大学院進学(できれば博士課程)が圧倒的に有利になります。

進学したとして研究職の求人があるとは限りませんが⋯
工場作業員
工場作業員なら、学歴も必要ないし求人も多い、人相手ではなくモノ相手だから疲れないのでは、と期待しがちです。
ですが、実際は工場現場の方は体育会系で気性が荒い人が多いようです。
作業が遅れると、大声で怒鳴られることもあるようです。
また、工場の騒音問題も無視できません。
一般事務
最後は、あらゆるところでHSPに向いていると言われている「一般事務」になりますが、

私は絶対にやりません(笑)
理由は以下の通りです。
- 有効求人倍率が低い
- 年齢が上がるほど不利
- 女性同士の人間関係が面倒
- 電話対応、マルチタスクが多い
- 協調性が求められる
順番に解説していきます。
有効求人倍率が低い
2025年7月時点の最新データによると、一般事務職の有効求人倍率は0.42倍程度です。
まずは、こちらの表をご覧ください。

(出典:【転職求人倍率】2025年7月の転職求人倍率は2.42倍(前月差+0.09ポイント) |転職ならdoda(デューダ))
この表によると、2025年7月時点での事務・アシスタントの有効求人倍率は「0.42倍」となっております。
有効求人倍率は、以下の計算式で求められます。
有効求人倍率=有効求人数÷有効求職者数
つまり、求人倍率が0.42倍ということは、
- 有効求人数が100件なら、有効求職者数は約238人(100 ÷ 0.42 ≒ 238)
- 1件の求人に対して約2.38人の応募者がいる計算になります。
求人倍率0.42倍は、応募が殺到しやすく競争が激しいと言えます。
…とか言うと「HSPっぽくない」って言われるかもしれませんが、
感情より、まずデータで冷静に見たいんです。

働くって感情論だけじゃ続かないですから(笑)
年齢が上がるほど不利
一般事務の求人は主に「若くて安くて愛想の良い20代・30代」を中心に求められることが多く、40代以上では求人自体が少なくなる傾向があります。
年齢が上がると募集が減る理由には、企業側が「体力的な面」「柔軟性」「ITスキルの習得速度」などを懸念するケースがあるためです。
そのため、中高年以降で事務職で転職を考える場合は、事務の中でも専門性を持つ会計事務や営業事務のスキルが必要になります。
このように年齢が上がるほど転職しにくくなるので、お局さまが居座りやすくなります。
女性同士の人間関係が面倒
事務職は女性が多いため、必然的に噂話や陰口が多くなります。

社内での派閥・お局・仲良しグループ文化が濃くなり、プライベートまで詮索されるのでHSPは疲れてしまいます。
電話対応、マルチタスクが多い
事務職はどうしても電話対応が多くなります。
電話では、クレーム・取次・急ぎ依頼が主な用件になりますが、HSPは早口で用件を言われるとパニックになってしまいます。

うまく聞き取れなくて、聞き返すと相手に怒られてしまいます。
また、取次の情報を上司に正確に伝えないと後でトラブルになる可能性もあります。
協調性が求められる
事務職はコツコツ作業ができる、というのは半分嘘だと思っています(笑)
なぜなら、協調性や周囲とのコミュニケーションが求められるからです。
また、作業中に男性社員から絡まれることも多いようです。
実務経験にならないような雑務を押し付けられることも多々あります。
私はこれらのリスクを受け入れられないため、一般事務は選択していません。
確実に合う仕事はないけど合わない仕事はある
このように「HSPに向いている仕事」とネット検索すると、現場とはかけ離れた一般論ばかり出てきます。
それもそのはず、多くの記事は「Webライターが、ネット情報をリサーチしてまとめただけ」の内容なのです。

私もWebライターを副業で一年やっていたので何となくわかります(笑)
では、どうやってHSPに合う仕事を探したらいいのでしょうか?
HSPに合う仕事は、同じ職種でも職場や環境によって大きく異なるため、この職種なら大丈夫とは言えません。
しかし、HSPに確実に合わない仕事ならあると思います。
したがって、まずは「HSPに合わない仕事」を避ける方が確実です。
自分がHSPと知らずに向いていない仕事で3回クビになった話
私は過去、自分がHSPと知らずに、何も考えずに仕事を選んでしまいました。
その結果、仕事が合わなさすぎて3回もクビになってしまいました(笑)
クビになった仕事は以下の3つです。
- コンビニバイト(1ヶ月でクビ)
- 居酒屋バイト(1日でクビ)
- 生命保険営業(半年でクビ)
まず1つ目のコンビニバイトは、高校生の頃にやりました。
何故コンビニバイトを選んだかいうと、コンビニがバス停の前にあったからです(笑)
バイトが終わってから、バスに乗ってすぐ帰れる〜♪
と気楽に考えていたのですが、いざやってみると大変!
やることが多いし、いろんなお客さんがいる。
しかもそのコンビニは、家族経営の店舗だったのです。
経営一家の人間性も良好とはいえず、仕事が回せず結果的に
「もう来月からは来なくていいよ」と言われました(笑)
2つ目は、転職活動のスキマに見つけた居酒屋バイトです。
料理を運ぶだけの仕事かと思っていましたが、まず居酒屋の雰囲気が無理でした。
お客さんが帰ったあとの机も汚いし、絡まれることもある。
気が滅入った中で食器洗いをしたらグラスを3つ割ってしまい、店長から
「もう明日から来なくていいよ」と言われました(笑)
そして最後は生命保険営業です。
なぜ保険営業?と思われるでしょうが、その頃私は内向的な自分を変えなければ、という強迫観念に囚われていました。
しかしアポが取れない、電話ができない、会話ができない。
その結果、成績が足りず半年でクビになりました(笑)
このように、HSPは以下の環境では力が発揮できないようです。
- マルチタスクが求められる仕事
- 家族経営で人間関係の濃い職場
- 騒がしく刺激の多い職場
- 時間に追われ臨機応変を求められる状況
- 電話が必須の仕事
- ノルマや成績で他人と比較される環境
これらを避けるだけでも、合わない仕事で疲弊するリスクは回避できます。
HSPの私でもCADオペは20年以上続いている
このように3回もクビになった私ですが、今は無事に会社員として20年以上働きながら、一人暮らしをしています。
20年以上続けている仕事は「CADオペレーター」。

私は高卒で特別な能力もありませんが、CADオペレーターは何故かクビにならず20年以上続けています。
HSPの私でも、CADオペレーターが続いている理由は以下の4点かと思われます。
- 黙々と一人で作業できる
- 在宅勤務できる
- CADは一般事務よりは年収が高い
- CADオペで本当に求められているのは「超・地味スキル」
1つずつ、順番に解説していきます。
黙々と一人で作業できる
CADオペレーターは図面やデータを仕上げるという「明確な成果物」があります。
図面作成業務は、一人作業が中心となります。

ずっとパソコンに向かっているため、1日中、会話しないこともザラです。
会話は仕事の打ち合わせの時だけですが、会話よりTeamsチャットの方が多いです。
電話対応もないので安心です。
また、設計者よりは責任も限定的のため、プレッシャーも少なめです。

ノイズキャンセリングイヤホンを着けながら作業も可能です。
在宅勤務できる
CADオペレーターは、環境さえ整っていれば在宅勤務が可能な職種です。
自宅であれば、静かな環境で安心して業務に集中できます。

フルリモートではありませんが、週に1回でも在宅があるだけで回復力が全然違います!
私は機械系CADオペですが、建築系CADオペはフルリモート可の求人もあるようです。
しかし私は経験がないので、建築分野についてはよく分かっていません。
ご興味がある場合は、ご自身で求人をよく確認されるのがおすすめです。
CADは一般事務より年収は高い
CADオペレーターは、一般事務よりは平均年収は高いようです。
私も、一人暮らしでも十分に生活できています。

現在は毎月10万円以上は貯金できています!
また、CADオペレーターは実務経験を積めば、40代でも転職は難しくありません。
40代でも転職サイトからのスカウトはよく来ます。
今は「正社員派遣」として無理なく働いていますが、
CADオペでも地元の中小企業正社員の頃は辛かったです⋯
毎日やめたいと泣いていたので職場だけ変えました。
職場が合わなければ環境だけ変えることも可能です。
CADオペで本当に求められているのは「超・地味スキル」
CADオペレーターの現場で求められることは、特別な能力ではありません。
- 勤怠が良好なこと
- 人間関係のトラブルを起こさないこと
- 言われたことができること
- 納期を守ること
- 上司の手を煩わせないこと

大きな成果を上げるとかはいいので、最低限これができれば生き残れます(笑)
逆に、求められないことは以下になります。
- 体を壊すまで追い込むこと
- 濃い人間関係を築くこと
- 場を盛り上げること
- 営業して仕事をとってくること
- 上司のゴマをすること
「あの人、空気みたいに静かだけど、ミスも納期遅れもなくて、ちゃんといる」
この「地味力」「安定感」こそ、CADオペレーターに求められることです。
派手さはありませんが、HSPにとっては生活と精神を安定させて健康ですごすことの方が大事です。
周囲に配慮を要求するのは難しい
今の職場環境が辛くても、
「HSPってこんなに大変なんです、どうか配慮してください」
と周りに期待するのではなく、
「自分の特性を理解して、自分で合う環境を選ぼう、周りに無理に合わせる必要はない」
その方が、結果的に自分も周りも幸せになれると思います。
HSPへの配慮を求めることは、上司や同僚の手間を増やします。
その結果、社会から「HSP=めんどくさい人」というレッテルを貼られることも。
できないことはしなくていいんです。
ただ、任された仕事だけはしっかりやればいい。
会社が期待しているのは、あくまで「業務の成立」です。

会社はお友達を作りに行く所ではありません。
また、仕事のミスまでHSPのせいにするのも考えものです。
「なぜミスをしたのか?次しないためにどうすればいいか?」
これらを対策すればいいだけです。
「私はHSPだから」で、なんでも許されるわけではありません。
上司や同僚の言い方がキツいのは、仕事だからある程度は仕方がありません。

ただし、暴言を吐かれたら、そんな職場からは離れるべきです!
HSPビジネスに要注意
最近、ネット上には「HSP対策コーチング!」などと称して、HSPの方々をターゲットにしたサロンや教材が多く出回っているようです。
悪質なものだと「この方法でHSPは治療できる!」などという怪しげな商売もあるようです。
これは、いわゆる「コンプレックス商売」ですね。

情報商材と大して変わらず、お金だけ失って何も残りません。
自分の特性に合う環境は、他人が勝手に与えてくれるわけではありません。
自分で考え、探し自分で選ぶ必要があります。
「自分の特性をまず理解する」
「それを否定せず、“扱い方”を知る」
「合わない環境からは距離を取る」
「無理に同調しない、でも周囲を責めない」
HSPだからって、わかってもらおうと無理しなくていい。
自分の特性を理解して、合う場所で静かに生きられれば、それでいいと思います。
天職じゃなくていい、何者かにならなくていい
HSPが本当に求めているのは、
「静かな安心」「疲れない人間関係」「生活の安定」
なんだと思います。
「人と関わりたくない=コミュ障」じゃない
HSPの「人と関わりたくない」の実際の中身は、
「業務上のやり取りや意思の疎通はできるけど、不毛な噂話や雑談、感情的な人からの攻撃、高圧的な態度、プライベートへの踏み込みが嫌なだけ」なのです。
理性的で敬意ある距離感で「黙って淡々と働ける」環境が一番落ち着きます。
人が嫌いなわけではなく、横柄で暴力的な人が嫌いなだけなのです。
無理して壊れるくらいなら、嫌われるほうがマシ
「周りに気を使いすぎて疲れる…」
「嫌われていないか心配…」
このように、HSPが他人軸で生きると疲弊するので、自分軸に切り替えることが必要です。
しかし、私たちは子どもの頃から
「周りに合わせなさい」
「自分中心に考える子は、わがままな悪い子です」
と教育されてきたため、自分軸に切り替えるのは抵抗があると思います。
でも、そういう教育をされてきたのは
「その方が大人にとって都合が良くて、子どもを管理しやすいから」
なだけなんですよねー(笑)
他人の言う事を素直に何でも聞いたからといって、好かれるわけではありません。
都合のいい人として利用されるだけです。
私も昔は、人に嫌われるのが怖くて嫌なことを断ることができませんでした。

しかし今は 「あっ私の事嫌いなんですね!ちょうど良かった私もなんです!お互い頑張りましょうね〜 🎵」 ってなるだけです(笑)
自分が壊れない仕事を続けながら、好きなことを楽しむ余白をつくる
最近はSNSを見て、
「すごい人にならなきゃ価値がない」
「一度しかない人生やりたいこと見つけなきゃ」
「やりがいのある天職にめぐりあえない」
と思い悩む人も多いようです。
でも、別に凄い人にならなくてもいいし、天職じゃなくてもいいから、まずは健康で元気でいられれば十分じゃないか、と思います。

HSPはなおさら、他の人より生きるのが大変なので⋯
合わない仕事や激務で心も体も壊れるより、
「無理なく働いて、普通に生活して、休日は好きなことを楽しむ」
それが、HSPにとっての理想の働き方なのではないでしょうか。
それが、私にとってはCADオペレーターという仕事でした。
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